化粧品で紫外線ダメージだけでは言葉足らず?!
「紫外線はお肌の大敵」と言われるように日焼けだけでなく、シミ・シワ・たるみ・乾燥・くすみなど肌にさまざまなダメージを与えます。
化粧品ではシミやシワ、たるみへの効果は謳うことができないので「紫外線ダメージをケア」「紫外線による肌トラブルを〇〇(商品名)で」といった広告表現であれば標ぼう可能と考えがちですが、単に紫外線ダメージ・紫外線による肌トラブルだけではNGとなる恐れが!
紫外線ダメージと聞くと冒頭で述べたようにシミやシワなど幅広い肌トラブルを想起させるため、これだけですとあまりにも言葉足らず!!商品でシミ・シワなどが改善できるかのようにも見えるため、化粧品効能からの逸脱となるリスクがあります。
そのため、化粧品であれば「紫外線ダメージ※をケア ※乾燥やハリ不足」など、あくまで紫外線ダメージが化粧品効能の範疇であることを明らかにすることが大切!「紫外線ダメージ」を※で明らかにしなくても「紫外線は乾燥やくすみ※(※乾燥による)といったさまざまなトラブルを引き起こすお肌の大敵!〇〇(商品)はうるおいを与えることでつややかなハリのある肌へ整えます」
など文脈から紫外線ダメージ・トラブルが化粧品効能の範疇であることが読み取れ、かつ商品の効果も「うるおい・ハリを与える」など化粧品の効果であればOK!
またコピーだけでなく、ビジュアルにも配慮をすることが重要!たとえコピーで「紫外線ダメージ※ ※乾燥やハリを失うこと」としていてもシワやシミが目立つ画像や肌がたるんだ女性の写真を広告に使用することは不可となる恐れがあります。ビジュアルはコピーよりもインパクトが強いとして行政なども注目しているのでシワやシミ・たるみを想起させる写真は控えるなど、配慮をすることが大切です。
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