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法令順守からちょっとした困りごとまで、
柔軟に対応してもらえる点が魅力
カネカユアヘルスケア株式会社は、世界で初めて「酵母」からコエンザイムQ10素材を作った株式会社カネカグループの1社であり、還元型コエンザイムQ10を中心とした健康食品・機能性表示食品の通信販売を行っています。
同社では、薬事法広告研究所の薬事コンサルティングプランを6年以上、継続してご利用いただいております。
今回は、社長である三宅さんへ、コンサルティングプランのご利用状況と、具体的な活用事例をお聞きしました。
Web媒体、紙媒体問わず、様々な広告販促物の制作に活用
現在、サービスを利用されている部門と体制について教えてください。
三宅さん
弊社は健康食品の製造販売をしている会社で、主に通信販売のための広告宣伝において、薬事コンサルティングプランを利用しています。
新規顧客および既存顧客を対象とした様々な広告販促物について、Web媒体としてLPやバナー、紙媒体としてチラシやハガキなど、幅広い広告形態にご対応いただいています。実際に利用している部署としては、プランニングチームと呼ばれる販促部隊が当たり、部署全体でご連絡・ご相談をしている状況です。
法令順守の確認とお客様へ向けた表現方法の相談
社内でサービスを利用されるタイミングはどんな時でしょうか?
三宅さん
一番多いタイミングは、新規の広告案が作成されたときのご確認依頼です。
クリエイティブチームが、広告施策や広告内容の骨子を作成し、社内である程度見解が固まった段階で、法令順守の観点からご確認をいただいています。
社内フローに薬事チェック&リライトの確認が組み込まれているため、ほとんどの広告物で利用させていただいている状況です。
また、スクリーニングチェック的なお願いだけではなく、広告内の表現方法もご相談させていただくことが多いです。例えば、健康食品や機能性表示食品において、弊社の伝えたい効果効能をどんな風に表現したら良いか、弊社の想いを伝える良い表現方法はないか、などですね。
私たちが薬事法広告研究所を頼りにしている部分としては、2つあります。
1つは法令順守の観点です。弊社としてもコンプライアンス意識や各種法令については、常日頃意識していますが、最新の情報や具体的な対策方法のキャッチアップを網羅的に行うことは難しくあります。コンサルティングプランを利用することで、最新の情報や直近のトピックまでも踏まえた指摘をいただけます。
2つ目は広告物として、お客様へ向けた表現方法です。コンプライアンスを踏まえた上で、お客様を引き付ける表現方法について、御社では多くのノウハウを有されており、アドバイスや代替案を期待してご相談させていただいています。
社内広告審査でもいい影響が・・・
具体的にコンサルティングプランを活用している事例を教えてください。
三宅さん
具体的には、「わたしのチカラ ENERGY」という還元型コエンザイムQ10を配合したサプリメント広告でプランを活用させていただいています。この商品は弊社の軸となる商品であり、ご契約当初から長い間広告を出し続けている商品でもありますので、数多くご相談させていただきました。今後もこの商品を世の中へ広めていくために、ぜひご協力をいただきたいと考えています。
また、弊社では広告物を制作する過程において社内の審査手続きがあるのですが、その際に、制作側の広告に込めた想いと審査での指摘がすれ違ってしまうことが往々にしてあるんです。
そんな時、薬事コンサルタントから、広告の修正方法や、議論の根拠などのアドバイスをいただけることが非常に助かっています。似たような事例の紹介などもいただけるので、弊社としても論理性を持って広告展開ができます。
組織全体でコンプライアンスに関する基礎知識の向上を
今後コンサルティングプランを活かして、取り組まれていきたいことを教えてください。
三宅さん
現在、コンサルティングプランを利用させていただいている部署や、個人個人のスキルは向上し続けていますが、業務やスキルの属人化は課題の1つです。また、広告や制作に関わっていない部署でも、健康食品を販売する会社として、最低限の知識や理解は必要だと思っています
そのため、今後の取り組みとしては、組織全体で法令知識やコンプライアンス意識向上に触れる機会を作っていきたいです。個人個人の努力によるものだけでなく、組織としてナレッジやアセットの蓄積を行っていくことを考えています。
最後に薬事コンサルティングプランをご契約いただいている一番の理由を教えてください。
三宅さん
様々な課題に対して柔軟にご対応いただける、困ったときの相談役として、とても魅力的だと感じています。もちろん、すべての課題を解決することは難しいですが、できることとできないことを明確に示していただいて、とてもご相談がしやすいです。
私としてはお守り的な安心を感じており、今後も何かあればご相談させていただければと思います。